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■第3話

 回は、中国共産党の嘘の歴史を公表したい。というよりも中国の手口という方が正しいかもしれない。
 中国に限らず、基本的に共産主義(社会主義を含む)体制は、歴史を大袈裟に公表するか、極端に小さくするか、完全に無視するかのどちらである。
 スターリンなどは、1932年~33年にかけて、ウクライナ全土に発生した史上最大の飢饉で、600万~700万人の餓死者を出しても黙殺しつづけた。つまり、そんな餓死者など、旧ソ連では起こり得ないという態度を貫きつづけたのだ。

 北朝鮮も嘘が極まった国の行き着くべき姿だが、中国共産党も負けてはいない。
 「朝鮮戦争」(1950年6月25日勃発)で中国がした行為は、今の中国の姿とダブるところがある。
 朝鮮戦争で、先に戦争を仕掛けた北朝鮮軍が、マッカーサー率いる国連軍に中国国境付近まで押し戻され、風前のともし火になったとき、中国共産党は宣戦布告もなく大軍を送って参戦した。 そればかりか、参戦したのは中国の国軍30師団であるにも関わらず、義勇軍と偽っている。そんな膨大な数の義勇軍が存在するはずもないし、無断で国境を越え、宣戦布告も無く国連軍に襲い掛かる行為は、明らかな国際法違反だった。

 ところが、問題はそのことではない。むしろこの後の中国のやり口が、今の中国共産党の手口を正確に物語っているのだ。
 毛沢東率いる中国共産党は、その後、世界中のマスコミを集めた会場で、正式にこう公表したのだ。
 「アメリカ軍は、残虐で非人道的な細菌爆弾を使い、何の罪も無い北朝鮮の一般市民の1万人を大虐殺した!」
 そして、どこからもってきたのか、様々な証拠写真を持ち出し、爆弾の破片までマスコミの前に出して、アメリカ軍の非人道的行為を責めたてたのである。 極め付けは、中国に捕らえられていたアメリカ軍の捕虜たちが、次々と細菌兵器を使ったことを証言しはじめた。その数は何と56人。
 ところが、やがてアメリカに帰国した捕虜たちは、中国で行われた洗脳の実態を初めて公表し、世界中を驚かすことになる。 さらに、捕虜たちが、中国共産党が発表した細菌爆弾がすべて捏造だったと証言したのである。今では真っ赤な嘘八百だったことが完全に暴露されている。

 私は、自分の著作の中で、「南京大逆殺」に一部触れたことがあった。しかしである、南京攻略で一般の死者が多数出たことは、戦争なのでやむを得ないとしても、今の中国共産党が発表するような、30万人という死者の数は、水増しされたデタラメとしか言うことができない。
 なぜなら、当時の最も正確な数字から、大半が軍人の1万5千人が相当ということが判明しており、もし30万人もの大虐殺があれば、南京に死体の凄まじい山が築かれていなければならない。
 多数ある南京大虐殺の証拠写真も、相当おかしいものが多数紛れ込んでいることが判明しており、ほとんどが最終的に捏造、あるいは全く別の写真が南京大虐殺の証拠写真にされている可能性が高くなっている。当時の中国のポルノ写真までが、日本兵の陵辱行為の証拠として今も展示されているのだから異常というしかない。

 さらに、対日戦争の中国人の死者は、1946年には軍人の死者188万人で負傷が131万人だった。それが1978年には、軍民合わせた死傷者が578万人となり、85年には2168万人と一挙に増え、さらに日本政府が何も言わないことをいいことに、95年には江沢民(コウタクミン)が3500万人もの死傷者数をぶち上げた。
 根拠は何も無いはずだが、「天安門事件」の後の反日教育としてその数が定着し、今も多くの中国人の子供たちが教科書によってそれを信じ込んでいる。
 こういう中国共産党が、日本に対して正しい歴史観を持てと言うのだから相当に性質が悪い。

 最もばかばかしいのは、中国共産党が日本軍を追い出したという歴史感だ。日本軍と闘っていたのは蒋介石の中国国民党の軍であり、毛沢東の共産軍ではなかったはずなのだが・・・・いったい共産党一党独裁下でいう正しい歴史とは、どういう歴史をいうのだろうか?■

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