« ■第33話 | トップページ | ■第35話 »

■第34話

 国は2006年、軽空母「独島(ドクト)」を就航させた。独島はご存知のように日本の固有領土「竹島」の別名だ。
 韓国は、その島をさも韓国領とする行動を取ってきたわけだが、筆者の解釈では、独島というのは、昔から竹島の西に位置する韓国領の別の島の名である。よって韓国はその島名を艦名につけることで、むしろ墓穴を掘ったとみる。
 しかし、国際常識では、そのことを日本側が公式表明しない限り韓国の思惑通りに進展する。
 日本政府は独島を艦名に使用したことに対し、韓国政府に一応のクレームをつけたようだが、たとえ腰が引けていてもその行動は良しとしておこう。何も言わなければ認めたことになるからだ。

 問題は、韓国が軽空母を所持したということである。
 韓国側は国際協力や物資を運ぶ多目的船としているが、まがりなりにも韓国海軍に所属する軍船である以上、平らなカタパルトに攻撃機(主に軍用ヘリ・垂直離着陸機の類)を乗せれば日本海を荒らしまわることが可能となる。要は強襲揚陸艦ということだ。どこを強襲するかは日本しかない。
 仮に近い将来、アメリカ軍がイラクから追放され、最終戦争を目的に自国に閉じこもる戦略を打った場合、平和ボケした日本人は見捨てられることになる。要は日米安保の破棄をアメリカから言い渡される可能性だ。
 そこへ韓国の日本を強襲できるチャンスが生じる。

 現在、韓国は本格的な中型空母の建造に着手しており、攻撃型原子力潜水艦、韓国版イージス艦(6隻の予定)も建造に入っている。
 捏造史で復讐を誓う韓国の敵は日本であり、彼らの最初のターゲットは“対馬”になるだろう。なぜなら韓国は対馬を自国領と宣言しているからだ。実際、対馬では韓国のリゾート地が続々と計画され、工事も島の各地で始まっている。
 それに対する日本人は相変わらず平和ボケ状態にある。このままでは韓国に対して何の対策もとれないだろう。
 朝日新聞などは、北朝鮮のミサイルがたとえ日本領内に着弾したとしても、「本気で打ったのではないかもしれない」とか、「間違って落下しただけかもしれないではないか」などの発言に終始する。が、これでは戦前の軍部寄りの姿勢と同じぐらい罪深い姿勢である。
 
 筆者が最も恐れるのは、この日本人の悪癖の方だ。
 この民族は極端に振れる性癖を持つからである。平和ボケから一気に軍国主義に豹変するとんでもない性癖の持ち主だからだ。
 平和時は何もせずに怠惰に暮らしているが、一端事が起きて尻に火が付くと、今度は急に慌てふためき、180度も姿勢が変るのだ。
 だから筆者は前もって備えと心構えを唱えているが、何でも先送りで誤魔化す国民性は、激変に見舞われると度を過ぎた反動的な行動に走る。結果、世界から不審を招くことになるが、戦前も同じだった。
 この国際性欠如の民族性だけは救いがたいものがある。
 
 筆者が、前々から日本製の原子力空母を建造することを唱えているのは、これからの先の懸念を予測し、中国の横暴と韓国の恫喝(その頃は北朝鮮の核兵器を所有している可能性がある)から日本の権利を守るためである。
 韓国が激貧の北朝鮮と統一すれば、間違いなく経済が破綻し、外に向かって様々な略奪行為に走ることになる。どこから奪うかは歴然で、平和ボケした張子の虎の日本しかない。
 その際の韓国人の基本ベースは日本に対する捏造史と逆恨みである。

 韓国は、日本から奪えるものなら、文化でも領土でも金銭でも何でも奪おうとするだろう。金銭とは、分りやすくいえば賠償金のことである。
 韓国は北朝鮮との統一で生じる経済的損失とダメージを、弱腰の日本から全て巻き上げれば事足りると踏んでいる。その際の恫喝のためにも、北朝鮮の核が不可欠で、日本海を我が物顔に動ける空母艦隊が必要なのだ。
 それに対する日本人は、相も変らず平和ボケ状態である。
 
 筆者は、韓国の異常行動より、むしろ今の日本人の異常反動の方を恐れる。事が起きた場合、自衛隊が暴走する切っ掛けさえ与えかねないからだ。
 この国は、自国で戦火が起きたら最後、簡単に戦前に舞い戻る危険性がある。中間が無いからだ。中間とは備えのことである。先見の明といってもいい。だから、それも無く中庸の民族と自らをいうのは間違いで、何も手を打たず先送りする姿勢を中庸と勘違いしているに過ぎない。
 「備えあれば憂いなし」は、パワーバランスさえ備えておけば起きない戦争を、事前に防止(抑止)する意味があるが、今のままの日本人の程度ならまず無理である。
 むしろ戦火を待って、日本を戦前に戻そうとする勢力の思う壺にはまってしまうことだろう。■

|

« ■第33話 | トップページ | ■第35話 »

対韓国問題」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/216235/15704374

この記事へのトラックバック一覧です: ■第34話:

« ■第33話 | トップページ | ■第35話 »