経済・政治・国際

■Bー14 パンデミックへの前哨戦

 キシコで「豚インフルエンザ/H1N1」が発生し、WHOは早急に“フェイズ5”を指定した。

 通常、新型インフルエンザがパンデミックに発展した場合、落ち着くまでに“約2ヵ月”を要する。よって食糧確保は2ヶ月分となる。勿論、食糧の一日分は腹一杯で3食ではない。が、家と部屋を「シェルター」にして、外出を控えることを思えば、備蓄食糧の差が生死を左右する場合も出てくるかもしれない。

 筆者は、今回の豚インフルエンザは本番前の“前哨戦”ではないかと考えている。来るべき「新型トリインフルエンザ」の予兆ということだ!!

 今回、豚からヒトへ、ヒトからヒトへうつるウィルスが誕生したため、そのウィルスがトリにうつった場合、次に登場するのは“ヒトにうつる強い因子をもつウィルス”である。猛毒化した新型トリインフルエンザウィルスの誕生が近々に予測できるのだ。

 その意味で、今回の豚インフルエンザが仮におさまったとしても、次に来る新型トリインフルエンザの前兆と考える方が正しいと思われる。今回の経験を生かさなければ、次は誰の命も保障できないということだ。

 食糧確保は最低2ヶ月分、ゴーグル、マスク、使い捨て手袋は「三種の神器」である!!

 

 食糧はアレモコレモと手広く考える必要はなく、主食は米の他、自衛隊が長期保存食に認定するスパゲティ、乾麺の類で十分で、それに使うメン汁、醤油、塩、ふりかけの類だけでも何とかなる。 

 これさえ用意できていない人は、今回を含めて非常に危険な状況に追い込まれる可能性がある。

 使い捨てマスクについて、現在、日本で販売されている“世界最高水準”の物を紹介しておこう。 それは「Antiviral Hight Functioning Mask/MORSE  GUARD」!!

 1万分の1ミリの微粒子の99パーセントをカットできる高機能使い捨てマスクで、「株式会社エースインターナショナルジャパン」が輸入販売している。元アメリカ国防総省のメンバーだったロナルド・モース氏が開発したマスクで、世界140カ国で国際特許を出願中である。

 実際使ってみると、日本で売られているどの使い捨てマスクよりも性能がいいのが分かる。5枚1袋から購入できる。連絡先は以下の通り。

 東京都港区芝4-13-3 エフアイビル3F

 03-5443-8444

 

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■第67話 捕鯨問題&人種差別問題!!

 本の南氷洋における「調査捕鯨」に対し、アメリカ、オーストラリアをはじめとする欧米諸国(捕鯨国のノルウェーやアイスランドは別)が猛反発し、白人主導の環境保護団体がテロまがいの行動で日本の船に衝突、あるいは発火装置を投げ込む等、様々な妨害行為をエスカレートさせている。

 この問題を感情的にとらえることは簡単だが、少し引いて見てみよう。

 まずNGOの環境保護団体だが、豪州を含む欧米では“反捕鯨が金になる!!”という現実がある。

 NGOにとって一番の問題は“資金集め”だが、環境保護を訴えれば欧米ではすぐに金が集まる。さらに反捕鯨となると政治とも強く結びつくため、団体に入る金は莫大となる。当然、資金を出す側に対し、収入に見合う“パフォーマンス”は不可欠となり、映画もどきのアピールをせねばならなくなる。

 アピールが増せば増すほどTVも取り上げるため、さらなる応援資金がNGOに転がり込む仕組みが出来上がっている。

 次に、欧米の環境保護団体は、ノルウェーやアイスランドに対し、国旗への陵辱行為やテロ行為をしていないという現実がある

 答えは簡単である。”白人優位主義(オーストラリアの場合は白豪主義)”と“人種差別”が反捕鯨活動の根幹に存在するからだ。

 次に、「哺乳類である鯨を殺す行為を残虐」とする反捕鯨団体の訴えだが、“同じ哺乳類の牛、豚、羊なら平気で殺している”。

 喉を掻き切ったり頭部を先の尖ったハンマーで打ち据えたりもする。オーストラリアではカンガルーも残酷な手段で殺している。しかし、それは許されるという。なぜなら、牛、豚、羊などは自分たちの食い物だからである。もしそうなら、捕食を目的とする捕鯨活動は認めるべきではないのか。

 それと関わる捕鯨の歴史だが、歴史的に、鯨を絶滅寸前まで追い込んだのは、主にオーストラリアとアメリカである

 彼らは捕鯨を“鯨油を取るため”にのみ行い、日本人やイヌイット(エスキモー)のように捕食のためではなかった。そのため、油を抜いた鯨肉は次々と海へ捨てられたのである。

 その後、鯨油を必要としなくなる時代になると、鯨肉を食する国(主に日本)をターゲットに、反捕鯨活動を開始する。最初は鯨を絶滅まで追い込んだ自分たちの反省があったのだろうが、今では全く別物に変わっている。

 環境保護の美名に摩り替えられた、白人至上主義の異文化排除になっているのだ。これはアメリカによる対イスラム諸国への侵略行為の根幹にもある。

 アメリカとオーストラリアの反捕鯨活動は、収益とも結びついた隠れ蓑となっており、その根底にあるのは“人種差別”である。これがオーストラリアとアメリカの環境保護団体が行う反捕鯨運動の正体である。

 科学的にいえば、“天敵の無い生物は必ず絶滅する”という懸念である。

 食物連鎖の底辺が消滅すれば、捕食側も次々と消滅する。現在、鰯(イワシ)が高級魚になっているのは、その数が激減しているからで、その理由の一つとして日本が考えているのは、大型捕食獣の鯨が増えすぎて小魚を食い尽くしているからという。

 オキアミを捕食するヒゲクジラの「シロナガスクジラ」も同様で、オキアミが激減すれば、それを捕食する小魚も激減する。

 それを調査する意味もある「調査捕鯨」だが、白人至上主義で“全面禁止になることは、食物連鎖の頂点に立つ人類が最後に倒れることを意味する。

 今や強く資金収入と結びつく反捕鯨運動は、奇麗事の表向きと違い、裏では醜い白人至上主義が蔓延している!!

 下種な言葉を使えば、「有色人種は白人の命令に従え!!と言っているのだ。

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■第51話 日本の伝統という名の虚像

 京オリンピックを控えた2007年の「世界柔道選手権大会」の結果は、至急に手を打たねば取り返しがつかなくなる危険性を示唆する大会だった。

 ブラジルで催された柔道大会は、完全に外国ルールに変わっており、谷亮子選手の準決勝相手の選手などは、袖をつかみにくい柔道着(日本なら違反)を着用し、技が完全に決まった後の返し技の方を優先する外国ルールが全面的に使用された。結果、男子柔道は辛苦を舐めることになる。

 これらの新ルールは欧州を中心に発達したレスリングを基本としたもので、もはや日本生まれの柔道ではないようだ。そもそも、フランスのパリに「国際柔道連盟」の本部を置いた時点で、今の事態は始まっていたといえる。

 しかしである、元々、「柔道」はスポーツではなく武道、武術だったはずである。柔道精神を度外視すると、実践で殺しあうのが実践武道のはずだ。実践では、一本の大技が決まっても、投げられた相手が大人しく首を差し出すはずがない。必死になって返し技で対抗し、逆に投げられた力を利用して馬乗りになって相手の喉を掻き切るかもしれない。

 そう考えていくと、日本柔道はいつの間にか柔道精神という奇麗事のお嬢様芸になっていたともいえる。それを実践優先の外国に指摘されているのかもしれない。

 同じことが「空手」にもいえ、寸止めルールが常識の中、朝鮮系日本人だった大山倍達が現れ、それまでの空手はダンスに過ぎないと、今の「K-1」の基礎となる極真空手を立ち上げる。大山は直接相手に撃ち込む実践空手を掲げ、その弟子たちが極真で禁止されていた顔面撃ちすらグラブを着ける事で取り払った。もし大山がいなかったら、実践中心の海外で空手は発展しなかっただろう。

 国技である「大相撲」も同じだ。今や外国勢が君臨して捩れ現象が起きている。朝青龍問題に対する相撲協会の体たらくぶりも言語に絶し、何かが起きたら何も出来ない組織ということを露呈した。伝統という枠に胡坐をかいてきたため、機転を要する力が欠落していたのだ。朝青龍は、そのことを結果的に教えてくれたのかもしれない。

 いつの間にか日本人は、伝統という枠を守ることが、イコールで日本古来の精神を守ることと勘違いし、武道の本質から離れていることに気付かなかったのではないか?

 それを外国人たちが教えてくれていると思えば、柔道にしても、投げ終わったら礼をして終わる奇麗事ではなく、実践的な意味でも完璧に勝った後、謙虚な精神と礼で終われば、さらに発展した柔道になると思われる。

 極真空手以外の他流派の多くは、寸止めであるがゆえ、正拳突きの練習の際、正拳を撃ち込んだら、暫く同じポーズでいなければならない。

 しかし、極真ではそんな真似をすれば最後、伸びた腕の肘を足で蹴られたらおしまいと教える。一発で折れるし、合わせ技も食らいやすくなるからだ。そのため、撃ち込むのと同じ速さで胸元に引けと教える。それが実践の精神である。

 今の柔道のルール問題も、基本的にはそれと似ていると思えてならない。

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■第50話 政治のけじめ問題

 昨日、安倍(前)首相が突然辞意を表明し、多くの人々が呆気にとられた。

 と同時に、「安倍氏に責任は無く、身内である閣僚や自民党議員の不祥事が結果的に安倍首相を辞任に追い込んだとする空気が出はじめている。

 安倍氏の責任といえば、空気を読めないKY、つまり裸の王様ということぐらいしか無いという。数ある意見の中で、やはり安倍氏に同情する声が巷から聞こえ、特に地元の山口県では、「可哀相に」「もう少しやらせてあげたかったという声が幾つも聞こえてくる。

 おまけに、「安倍氏は病を押してまで頑張っていた」という、いかにも日本人好みの浪花節さえ出てきて、さらに、「安倍氏が心を割って話したいと願い出た行為さえ、小沢氏が蹴った」という情報まで流れては、いかにも民主党が悪者に見えてくる。

 こういう同情論は政治的には非常に危険である!!

 かつての「5・15事件」の首謀者たちは、国民や裁判官から、感涙を誘うほどの同情を得ていた。「彼らは貧しさを生み出した腐敗政治に毅然と立ち向かった者らであり云々」の語るも涙の同情論がそれだ。当時の犬養首相(軍国主義化に反対する立場)を射殺した蛮行より、貧しさに立ち上がった勇気の方を優先したのだ。

 裁判所に、「彼らを死刑にしないで下さい」という国民の嘆願書が山ほど届き、これで調子に乗った陸軍が「2・26事件」を起こし、軍国主義が日本を制覇する切っ掛けとなった。

文化大革命」の狂気に走らせた、毛沢東の「造反有理」「革命無罪」も、ある意味これと同じである。

 日本では、厳格な「規律」よりも「人情」を優先させた。

 日本人はコレを平気でやってしまう傾向があり、さらにやっかいなのが「義理」である。日本人は歌でも「義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たい男の世界」を美徳とし、ついには「太平洋戦争」まで起こす。義理が最も重いなら「ヤクザ」こそが聖人だろう。

 人々は忘れているが、安倍内閣になってから、幾つもの重要法案が次々と「強行採決」され、そのうちの半分近くは将来の禍根になるとされている。

 さらに、アメリカの命令で安倍氏が死守したかった「特措法」を認めたら最後、「国連決議のみに自衛隊を派遣するという大前提が崩れ去り、アメリカ単独で起こした「イラク戦争」に日本が協力した功績を盾に、一気にアメリカが「国際協力」の美名でなし崩しにかかってくる!!

 アメリカが言う「国際協力」とは「アメリカに対する協力」をいう。アメリカは自国が国際、つまり世界と考えているからだ。だからアメリカは世界をアメリカ化しようと画策し、平気でグローバルスタンダードを押し付けてくる。

 一方、日本人は、昔から平気で義理と人情論を表に出し、厳格な裁きを有耶無耶にする民族性を持っている。

 アメリカは、そんな日本人の性癖を知り尽くしていることを忘れてはならない。アメリカは、日本人をマインドコントロールする術を知り抜いているからだ。

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■第49話 アメリカが日本のシーレーンを守っている?

 変わらず、自民党はアメリカの傀儡として活動しているが、そうまでアメリカの顔色だけを見てひれ伏したいのだろうか?

 「APEC」の席上でも、アメリカから圧力を受けた安倍首相は、これからもアメリカに従い、インド洋に自衛艦を派兵(派遣ではない)し、給油活動を行う「特措法」の延長に政治生命を賭けるとラッパを吹いた。

 しかし、この御仁、ついこの前の参院選で、小沢政権を選ぶjか安倍政権を選ぶかの政権選挙であるとラッパを吹き、敗北したにもかかわらず、自分だけ遁走した政治家である。言葉に力も無ければ何の重みもない。

 その裏には、小泉前首相から、「鈍感力、鈍感力。君ぃ何事も浮き足立ってはいかんね。政治家は鈍感力だよ!」と、分けの分らない流行言葉で応援された結果らしい。

 その「対テロ」の支援という平和の美名は、実際はアメリカが勝手に仕出かした「対イスラム教戦争」に他ならない。言葉を誤魔化しただけのアメリカの戦争だ。

 さらに、日本がインド洋で給油する先の殆どはアメリカ艦船用である。正確に言えば、アメリカの給油艦に補給しているのだ。その油を対テロで使われるアフガニスタンにではなく、「イラク戦争」に使われている。つまりアメリカのエゴで始めた「イラク戦争」に、今も使われているのである。当然、国連安保理はイラク戦争を承認していない

 そんな戦争に日本が協力する構図が見えてきた。小沢民主党代表が、国連の許可がない戦争は支援できないと明言したのは、その情報を得ていたからだ。

 こうなると自民党の嘘は明々白々で、にも関わらす必ず以下のような詭弁を弄してくる。

 「日本のオイルはアメリカが守るシーレーンを通ってくる。インド洋も然りだ。アメリカを怒らせるとオイルが止まる

 嘘である。世界の海賊出現海域で知られるマラッカ海峡で、アメリカ海軍が出動し、空母艦隊を総動員して海賊を追い払う光景を見たことがあるだろうか?駆逐艦一隻でも派遣しただろうか?戦闘機一機でもいいから飛ばしただろうか?

 海賊を追い払うため出動するのは、周辺各国の海上警察だ。アメリカは何もしていない

 では、インドが日本のタンカーを襲うのか?タイが日本のタンカーを襲うのか?マレーシアが日本のタンカーを襲うのか?フィリピンが日本のタンカーを襲うのか?

 全て、自民党と公明党の嘘である!!

 アメリカが自国の世界戦略から「不安定な弧」を地図に描き、その海域にいるだけのことで、日本のタンカーをアメリカが守る類の話は、全く関係のない話である。中東で日本は人気が高く、アメリカが守ってくれるので無事にオイルが運ばれてくるのではない。

 むしろアメリカが中東に土足で介入した結果、日本のタンカーは危険になっているのだ!!

 

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■第42話 イスラム原理主義

 日の月曜日、筆者は東京永田町に行っていた。参議院選挙の大勝利を祝う民主党本部のすぐ側の「憲政記念館」という所で、イスラエル大使館が後援する「エルサレムサミット」が行われ、そこに出席していたのだ。

 今日も参加することになるが、イスラエル政府が日本のキリスト教団体と接触し、イスラエルの主張を聞いてもらい、できればイスラエルの味方をしてほしいという主旨で行われたサミットだった。そのため、イスラエルからは大臣クラス、国会議員、ジャーナリスト等が大勢来日し、日本からも国会議員や牧師、神父などが参加した。

 来日したユダヤ人(イスラエル人)たちは、キリスト教に造詣があり、ラビであってもガチガチというイメージではない。要は、第一歩として日本のキリスト教会と手を結び、できれば他の宗教団体とも接触し、日本とイスラエルがアジアで主導権をもつことを望んでいるということかもしれない。なぜなら、今回、堂々とイスラエルの側から「日ユ同祖論」を掲げてきたからだ。明らかに同族として聞いてほしいという向こうの国会議員もいた。

 最終的には天皇とも会い、議会の賛同を得て、たとえ昔の「日英同盟」のようではなくとも、何らかの形の同盟を結びたいと思えてならない。

 おそらく今回のサミットは、イスラム教の拡大を防ぎたいという意味があるのだろう。さすがに現地に住む者でなければ理解できないイスラム教徒への恐怖と、原理主義者たちの目論みが紹介されたが、筆者も別ルートで入手したように、イスラム原理主義が推し進めることは「世界をイスラム化する計画」である。

 簡単に言えば、イスラム(原理主義)が目指すのは、世界を13世紀に戻すことで、自分たちと同じ生活をすれば世界は平和になると唱えている点だろう。13世紀頃といえば、オスマントルコがヨーロッパを部分占領していた時期で、おそらく原理主義者にとれば、イスラム教国が強かった頃の理想世界に見えているのかもしれない。

 彼らが使う教科書には、世界中がイスラム教になれば、ユダヤ教にもキリスト教にも慈悲を与え、世界が平和になるとある

 イスラム原理主義を唱えるイランにしても、ユダヤ教の打破だけでなく、キリスト教諸国であるヨーロッパとアメリカの打破も視野に入っていると推測できる。そうでなければイスラム教による世界制覇はできないからだ。

 どちらにせよ、ブッシュ・ジュニアがイラクで始めた事は、キリスト教国VSイスラム教国という図式で、後戻りできない最終宗教戦争に発展しかねないということだ。

 宗教戦争は必ず長期化するし、規模も拡大し、最悪の場合は世界戦争に発展する。そうなると、日本も本格的なテロ攻撃に晒されると思う方がいいが、最近のイスラエルの日本接近の裏にある目論見が気になるところだ。

 

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