■第23話
日本を断罪した「極東軍事裁判/東京裁判」は、「事後法」という辻斬りのような裁判で日本が断罪されたことは歴史的事実。事後法とは事後に発布した法律をいう。分かりやすく言うと、アメリカの「後出しジャンケン」ということだ。
それまでは、戦争を起こしても裁判に掛けられることは無く、敗戦国側が賠償金を払い、領土を一部失う程度で済んでいた。現在の国連でも、国が戦争を起こす権利を保障している。なのになぜ日本が裁かれるのだ?
第二次大戦後、戦勝国がアメリカを中心に、ドイツとイタリアと日本を“平和を犯した罪”で断罪した。これは明らかなルール違反だろう。
仮にあの裁判が正しいなら、イラクを“無実の罪”で侵略したアメリカこそ、平和を犯した罪で裁かれねばならない。
第二次世界大戦以前も、アメリカはハワイに軍事介入して略奪し、イギリスやフランスなどはアジア中を軍事力で植民地化してきた。戦後にアジア再侵略さえやっている。
一方、旧ソ連も国際条約である「日露不可侵条約」に違反したはずだろう。だから「靖国神社」が主張するように、「日本は悪くなかった」という主張も間違いではないことになる。勿論、筆者のいう間違いないとは、戦勝国側も同じことをしたという前提上での悪くはなかったである。
日本の間違いといえば、国際化が長年の鎖国によって遅れた結果、軍事力で領土拡大する時代が過去のものになりつつあった時流を読み違えたことだ。
結果、暴走する軍を政治が押さえ切れず、軍を調子づかせてしまった。一方、国民の方も「やったやった」で浮かれ狂い、町に繰り出しては提灯行列をしていた。だから、悪いのはA級戦犯で、国民は悪くなかったというのは詭弁なのだ。
それでも、引き時を誤った戦争指導者の責任はあるだろう。これを敗戦責任という。東条英機はその責任だけを受け入れている。戦争を起こした罪は受け入れていないのだ。当然だろう。
意外に知られていないが、中国は極東軍事裁判の裁判には呼ばれていないし、日本が国際復帰したサンフランシスコ講和条約の席にも呼ばれていない。つまり国際舞台から放り出されていたのだ。国連の意に逆らって朝鮮半島を侵略していたからである。これが朝鮮戦争だ。
その中国が、その後、平和国家だったチベットに軍事侵略し、数百万人ものチベット僧を虐殺している。それのどこが平和国家だ。
最も小ずるいのは韓国である。いつの間にか韓国人の意識は、アメリカと同格の戦勝国側になっているからである。現在もなお、韓国が日本を断罪する裏に、朝鮮民族が連合国側にいたとする、異常な妄信が妄癖にまで化けているからだ。対日問題に関して、朝鮮半島は狂った民族のエリアとしか言い様が無い。
さらに韓国は、「朝鮮戦争」も“日本の責任”と説いている。いやはや流石に捏造民族は凄まじい。
日本は、正しい歴史を彼らに教えるのはあきらめた方がいい。まともな教育では納得しない民族だからだ。要はオカシイのである。
朝鮮戦争はイデオロギーを賭けて朝鮮人同士が戦った戦争だ。日本は全く無関係である。敢えて言うなら、北朝鮮が南侵しなければ、あの戦争は起きなかった。
北朝鮮の背後に中国がいて、韓国の背後に国連軍(主にアメリカ)がいた。朝鮮戦争は、米中のイデオロギーを賭けた代理戦争だったのである。その頃の日本といえば、アメリカ軍の占領下にあって、中継基地にされていただけである。
そのアメリカが、朝鮮戦争の際、日本の高い技術力に期待して様々な仕事を発注した。それにより、日本が戦後復興に必要な景気回復の機会を得たことは事実だが、だからといって韓国から責めを負う理由はない。お門違いもいいところだ。
それでも筆者は、日本が戦前のように戻ればいいとは思わない。軍が体制を握る今の北朝鮮と当時の日本は、あまり変わらないからだ。
今も国連条項の中に、日本を含む敗戦国に再び平和を犯す兆しが見えた場合、連合国側はいつ攻撃しても構わないとする一項がある。中国が絶えず日本に対して「平和を犯している!」と叫ぶのは、“この一項”が存在するからである。つまり「出すぎた真似をすると、国連法で皆殺しにしてやるぞ!」恫喝しているのだ。
常任理事国である中国は、口実さえつけられれば、いつでも中国の判断で日本を攻撃できる。だから日米機軸を喪失させる戦略で中国が動いているのである。
その中国の飼い犬が韓国であり、「日本の敵は自分の味方」の構図で、中国は韓国を見ている。いずれ韓国を北朝鮮に取り込ませる戦略でいることは間違いない。狂っているのはノムヒョンであり、先を見ることができない殆どの韓国人だ。■
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