■第32話
平和ボケした日本で、長年つづく自民党の金権衆愚政治の結果、老いも若きも頭を腐敗させてきたようだ
特に主婦層は、躊躇もなく韓流ドラマにのめりこみ、放映する局は、海外を刺激しない信条のNHKと、左翼のテレビ朝日である。
ここで、日本人に目を覚ましてもらうため、韓国の教育界が子供たちに何をさせているのかをお見せしよう。そうすれば少しは理解できるだろう。
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ここにあるのは、韓国の「ケヤン中学」の生徒たちの絵だが、地下鉄「キュルヒョン駅」の構内に展示されたものである。そのあまりのえげつなさに、カナダ人が撮影して世界に発信したものだ。
2005年6月7日~7月6日までの1ヶ月間、「日本など核攻撃してもかまわない」「日本人の犬は犬小屋へ」「独島で泣く哀れな日本」「日本人の国旗は踏み潰してもかまわない」「日本を世界から葬ろう」等々。こういう数百枚もの絵が、公共の場で堂々と展示されていた事実を知る日本人はほとんどいない。
それはそうだろう、TVなどマスコミは、自民党の推し進める日韓友好の主旨に従い、この手のニュースは上層部の段階で削除、または自粛するようになっている。
その結果、日本では、奥様たちが単純な韓流ドラマにハマり、韓流タレントの尻を追いかけていた。韓国も韓国なら日本も日本だが、どちらが間抜けかといえば間違いなく日本の方だろう。
平和ボケした日本人には通用しないかもしれないが、韓国は「妬み国家」といっても過言ではなく、日本への嫉妬心が国の勢力につながる体制を形成している。それらは全て韓国が軍事政権の時代に培われた教育の結果で、今の中心世代がその洗礼を受けている。
一度染み付いた知識は一朝一夕では洗い流すことは不可能だ。日本人は原爆を2発落とされるまで、自分たちの受けた教育の愚かしさに気付かなかった。基本的に一度捻じ曲がった教育の歪みは、国が焦土と化すまでは直らない。ナチス政権下のドイツを含めて全てがそうだった。
現在、韓国に都合よく捏造された日朝史を、韓国の子孫がそのまま受け継ぎ、ますます捏造を拡大させている。その成果の一端が、今回紹介した地下鉄の展示物である。韓国が善人国、日本が悪人国という教育がさらに激化しているのだ。
こんなことは韓国では日常茶飯事で、何かあればソウルで必ず聞かれることは、「日本人などぶっ殺すべきだよ」「核兵器を作って日本に撃ち込めばいいんだ」「日本など海に沈めばいいのよ」というコメントが遠慮なく飛び交う。
現在、韓国は自分たちの捏造史を国際舞台に持ち込み、日本を悪玉に仕立て国際舞台から追い落とす活動に拍車をかけている。
今まで、極端な歴史の嘘を国際舞台に平然と持ち込む恥知らずな国など存在しなかった。そのため、逆に世界は韓国の言葉を信じ込むようになっている。昔の韓国の歴史など知る政治家は、現在の海外にはほとんどいないからだ。
その最大の応援者は日本。何もしないでほうっておく態度が、国際舞台で韓国有利に働くのである。とくに自民党の韓国への土下座外交が拍車をかけている。
今回、取り上げる韓国の大嘘は、「日帝36年で国語(ハングル)を奪われた!!」である。
ハングルは、1443年、世宗が3年もの年月をかけてあみ出した文字で、訓民正音の28文字で作られていた。が、昔から中国の支配下にあった朝鮮は、自ら中華思想への謀反と受け取られることを恐れて自粛し、婦女子や無学の徒が使う低級な文字として細々と生き抜くことになる。
それでも、第10代燕山君は、全てのハングルで書かれた書物を焼き、教えることも禁止する。その後、1506年、中宗の時代でハングルは完全に息の根を止められてしまうのである。ハングルを使えば投獄もされる時代が、李王朝の元で数百年もつづくことになる。
ハングルが本格的に復活したのは「日韓併合」の頃で、その前の19世紀の末、福沢諭吉が提唱した「ハングル交じりの文章体系」を韓国側に受け入れさせ、ハングル復活の土台ができる。
1911年7月、「朝鮮総督府」の寺内総督は、ハングルの本格復興を目指し「諺文綴字法研究会」を発足させ、「普通学校用諺文綴法」を教科書に採用しハングルが本格的に使われる。
当然、朝鮮半島に移り住んだ日本の子供たちもハングルを学ぶことになる。なぜなら朝鮮半島は植民地ではないからだ。それでも朝鮮人は日本の言葉(イロハ文字)の方に執着し、ハングルを軽視するので困ったという。
こうして朝鮮総督府は、何百年も李王朝によって禁止されたハングルを復活させたのである。今の韓国人が叫ぶような破壊したのではなく、日常の手紙もかけない当時の朝鮮人にハングルを定着させたのは日本なのだ。
それが真の歴史であるにもかかわらず、韓国は北朝鮮と共に日本の悪事として国際舞台に持ち込んでいる。結果、朝鮮半島の歴史など何も知らない欧米人たちは、それを簡単に信じてしまう傾向にある。
現在、自民党はこういう事実を表ざたにせず、小手先の誤魔化しだけで乗り切ろうとしている。こういういい加減な姿勢が不信感を招き、世界が日本に眉をひそめるのである。結果、嘘で固めた捏造史を武器に邁進する韓国に全てが有利に働いていく。
こんな自民党に長期政権を与え、国際舞台で舵取りを任せている事実に、いい加減に日本人は気付かねばならないが、韓国の言葉を信じる日本人がほとんどの状況では、お先真っ暗といってもいい。■
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