■39話 腐れ役人たちの支配する日本に借金を返す?
初代厚生年金責任者 花澤武夫談(1986年版 回顧録より抜粋)
「この膨大な資金の運用ですね。これをどうするか。これを一番考えましたね。この資金があれば一流の銀行だってかなわない。
でもそうでしょう。何十兆円(当時)もあるから一流の銀行だってかなわない。これを厚生年金保険基金とかいうものを作ってその理事長というのは、日銀の総裁ぐらいの力がある。そうすると厚生省の連中がOBになった時の勤め口に困らない。何千人だって大丈夫だと。
年金を払うのは先のことだから、今のうちにどんどん使ってしまっても構わない。使ってしまったら先行き困るのではないかという声もあったけれども、そんなことは問題ではない。
将来みんなに支払う時に金が払えなくなったら賦課式にしてしまえばいいのだから、それまでの間にせっせと使ってしまえ。」
さて、こんな社会保険庁、いや厚生労働省の官僚どもが仕出かしたことは、国民年金、健康保険の食いつぶしである。飲み食いはもちろん、カラ出張、闇ボーナス、裏金、天下り先を増やし、天下り先の施設を無尽蔵に建て、幾つもの法人を造って渡り歩き、莫大な退職金を盗んでいく。
厚生労働省だけではない。財務省を筆頭に全ての省庁の官僚どもが行っている。御利益が少ないといわれる外務省の官僚どもも、様々な裏金が懐に入るシステムをもっており、世界各国に地下プールなど贅沢を凝らした大使館を造っていく。まさに政府役人ども自体が盗人体質なのだ。
それでいて、責任を問う法律が無い。というより、長年の政官癒着で利益を得てきた自民党が作らせないのである。(自民党の改革はトカゲの尻尾きりと同じで看板を変える作業だけである)公明党創価学会も自民党に右をならえでついていっている。騙されるのは国民で、盲従的自民党支持者は国賊に値する。
最近、ドライバーの駐車モラルが悪い理由で、都市圏で「違法駐車追放対策」が実施されているが、これにはとんでもない裏がある。民間委託による「駐車監視員」が繁華街に出て、違反状況等をデジカメで撮影し、「確認標章」という名の新しいステッカーをとりつけて行うシステムは、たしかに表通りに対しては効果を上げたようだが、逆に裏通りでは駐車違反車が激増し、無人パーキングでの料金の踏み倒しが激増している。
つまり、プラスマイナスゼロというのが実態だが、じつはプラスにだけ働くことが一つだけある。違反切符の増大で、各警察に転がり込む反則金が膨大な利益を生むのだ。
全国で年間おおよそ800~900億円といわれる反則金は、今回の新システムで、国庫と総務省を通さず、そのまま都道府県や市町村に転がり込む。
その使途は、名目上、標識や信号機などの交通安全施設の設置や管理に限られているが、実態は、各関連企業への警察OBの天下り 、政府官僚どもと同じ飲み食いと裏ボーナス、身内の祝い事等に回されている。
それまで総務省が把握してきたことはこれで不明になり、違反切符を切れば切るほど警察の裏金に使われるシステムが出来上がったことになる。
さらに免許更新時に、必ず半強制的で加入を求められる「交通安全協会費」も、その実態は、警察幹部の海外旅行や飲み食いに回されている。もちろん、支払いを拒否することができるので筆者は拒否している。
それより何よりも、70歳まで運転免許証の更新がないイギリスや、終身免許制度のフランスでは皆無の「免許更新」時の手数料そのものが、警察OB(特にキャリア)の裏金に化けているのである。
日本人は、こんな泥棒官僚国家に住んでいるのだ!!
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