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■第46話 戦争史実という嘘はあるのか!?

 ダヤ人への「大虐殺(ホロコースト)」は、歴史的事実としてほとんどの国が認識している。当のドイツもである。そのことを大前提して、敢えて謎を提起したいと思う。

 最近、イランのアハマディネジャロ大統領が、世界の常識を逆なでするような発言を行った。「ナチスドイツによるホロコーストはつくられた神話である

 多くの国々は、この発言に不快感を示したことは言うまでもない。なぜならホロコーストに疑問を抱くこと自体が”タブー”だからだ。「ニュルンベルク裁判」で決定されたことは絶対的だからである。

 ユダヤ人の犠牲者は500万~700万とされ、実際、アウシュビッツを筆頭に多くの収容所が存在し、犠牲となったユダヤ人の金冠や髪の毛が多数残されていた。

 しかし、妙なのは、ナチス側の正式な「虐殺命令書」が存在しないのだ。ドイツ側にあったのは命令を受けたとする証言だけである。もちろん、書類が焼却された可能性はあるし、証言にあるように口頭で伝えたのかもしれない。あるいは、ホロコーストが当時のナチスの常識だったので、書類など不要だったとする説もある。

 ホロコーストを生き延びたユダヤ人の中には、ガス室に入れられたが湯が出てきただけと証言する者も大勢いる。そのガス室でさえ、何者かによって破壊されている。一説にはアメリカ軍が証拠隠滅のため破壊したという説まである。

 実際、ナチスが裸にしたユダヤ人の体にばら撒いたのは、ノミやシラミを駆除する殺虫剤で、その殺虫剤の缶が大量に残っていた。こうなってくると何が何だか真相が分らなくなってくる。

 一方、ホロコーストの形跡を最初に目撃したアメリカ軍だが、幽霊のようにやせ細ったユダヤ人がフラフラと出て来る光景に唖然としたという。これがホロコースト最大の証拠となった。

 が、じつはこれが妙なのだ。ホロコーストでは役に立たない病弱なユダヤ人から真っ先に殺されたはずなのだ。なのに、なぜ彼らは生き残っていたのだ?

 少なくともアメリカ軍に向かって歩いてきた以上、たとえ粗食であれ食物が与えられていたことになる。生き残っていた以上、虐殺の証拠隠滅のために一掃されなかったことにもなる。いったいアメリカ軍の主張はどうなっているのだ?

 筆者はヒトラーの狂信的行動から見ても、確かにホロコーストはあったと思う。が、それがナチス全体で行われていたか、あるいは実際に700万人だったかに疑問を持っている。要は規模の問題だ。

 戦後の「東京裁判」で裁かれた「南京大虐殺」についても同じ匂いがぷんぷん匂ってくる。暴走した日本陸軍が、当時の中国の首都だった南京を武力攻略したことは事実で、大勢の中国人が犠牲になったことも間違いない。

 日本軍の攻略の際、中国の正規軍が恐怖から軍服を脱ぎ捨て、民間人に紛れ込んで逃走したことも事実である。そこへ、日本からわざわざ皇族の一人が入城することになった。それで日本軍がやったことは、民間人に化けたゲリラを恐れ、疑わしきを抹殺する蛮行だった。

 結果、大勢の民間人が早朝から銃殺され、河原で首をはねられ、縄でつながれたまま次々と川面に浮かんだ。これは当時の外国人たちも目撃し、生き残った元日本兵たちも同じ証言をしている。

 捕虜に対しても、第16師団長・中島今朝誤中将の日記に、「捕虜を取らず、殺害する方針」とある。つまり、捕虜を含む一般人を故意に虐殺した南京虐殺は事実なのだ。

 しかし、現在、中国が主張する規模、30万以上(まだ増える可能性が高い)に対しては疑問を呈さざるを得ない。中国の主張には軍の戦死者まで含んでいて、虐殺の犠牲者ではないからだ。

 さらに当時の南京の全人口を合わせても20万人もなかったし、中国側が大虐殺の証拠とする写真も、全て別の地域の戦場の跡ということが判明している

 せいぜい民間の犠牲者は、数千~1万人程度と推測できる。それを中国は過大表現し、日本をアジア最大の悪者に仕立てているということだ。その中国は、一方的にチベットを侵略し、200万人の僧を含む人々を大虐殺している。 

 当時の戦勝国による裁判自体が事後法で、国際法からも無効としたインドのパール判事の見解だが、欧米の判事たちは、オランダの判事一人を除き、最大のアジア侵略国だったイギリスを筆頭に意にも介さなかった。自国のアジアへの侵略は無かったかのような姿勢を貫いたのである。

 そういう中で常識となった、南京大虐殺とユダヤ人へのホロコーストは、確かにあったにしても、様々な意味で規模が違う可能性が高い。

 むしろ最大のホロコーストを行ったのは、民間人を平気で原子爆弾で虐殺したアメリカだろう。そのアメリカは「ベトナム戦争」で敗北したにも関わらず、未だに戦勝国のベトナムから「戦犯裁判」を受けていない

 

 

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