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■第89話 自虐が日本像を決定する!

 の日本人は異常なほどの「自虐性」をもっている!

 自虐とは、己の存在を極端に否定し、己を虐待することで満足を得る一種の「マゾヒズム」のことで、現代の日本人が等しく抱く「自虐史観」にも表れている。「戦争を起してすみません!」というアレだ。まるで世界中で日本人だけが侵略戦争をしたと謝っている。

 マゾヒズムはサディズムと対極にある。サドとマゾはスイッチ一つで簡単に切り替わるとされ、事実、戦前・戦中の日本は、アジア人を人扱いしない暴虐ぶりを行い、明らかにアジアに対するサド国家だった。

  根性や精神を入れると称して“殴る”のもその表れで、日本軍ではびんた殴る行為は習慣化していた。勿論、アジア人に対しても同じ行為を繰り返したことは言うまでもない。だからアジアの記憶に残る日本兵のイメージは、よく殴ることだ。

 それが敗戦によってスイッチがサドからマゾへ急に切り替わったのだろう。その点でいえば、日本人は一種の「性的倒錯集団」といえるかもしれない。

 現在、マスコミでもてはやされ、茶の間で大喜びされる人種は、「デブタレ」という醜いほど太ったデブタレントたちで、さらに典型的なのは「ゲイタレ」の存在である。

 TVで「オカマ」がもてはやされ、視聴者がそれで大喜びする様を見ていると、世界でホモを公共電波に乗せ、国中に垂れ流す国は日本しか存在しないことに気づく。これを精神障害の一種「性的倒錯/パラフィリア」と言わずに何なのだ。

 日本には文化として“歌舞伎宝塚”を生み出したという声も聞こえそうだが、それが直接“ゲイ”と結びつくことはない。そういう文化は古代ギリシア劇等々、外国にも多く存在するが、本物のゲイを公共電波に流して喜ぶ国民性は日本人以外に存在しない。海外では何処でもゲイをTVに出す行為は嫌われる。

 日本人の自虐趣味は、「綾小路きみまろ」の毒舌ライブにも表れてくる。

 老人たちに罵詈雑言を浴びせる彼独特の話術に、老人達が大喝采を送る。罵倒される当人が大喜びするのだから尋常ではない。それも腹の底から笑い転げ、涙を流すほど喜んでいる。これほどの自虐趣味は他に類例が無い。しかしこれは老人だけではない。

 関西芸人たちが、東京のTVで司会をするとき、人を馬鹿にするような言葉を連発的に浴びせている。が、それをやればやるほど東京ではドッと受けるのだ。特に若者たちは大喜びし拍手を送り続ける。関西では喧嘩になることでも東京では大受けし、人気もさらに急上昇していく。

 この国の“自虐度”はどう考えても普通ではない。自虐が今では「文化」にさえなっている!

 その日本人の性癖を利用し尽くすのが世界である。自ら率先して世界に土下座し平伏するなら、その国の頭を蹴飛ばそうが踏みつけようがかまわない理屈になる。やればやるほど逆に気を使ってくれ、蹴飛ばされた自分が悪かったと頭まで下げてくれる。

 韓国人は、韓国に土下座する自民党の姿を見て、日本の領土「竹島」をちゃかり頂戴し、中国も同じく「尖閣諸島」を頂戴する。ブッシュ(ジニュニア)大統領も、アメリカに平伏するしか能がない日本人を見下しながら、「竹島は韓国人のものである!」と表明し、同じ理屈で尖閣諸島も中国領と認める可能性がある。

 さらにアメリカは、北朝鮮にも「拉致問題」と関係なく、「テロ支援国」の看板を外すことを決定した。日本人は自虐民族なので、文句を言わず土下座を繰り返すことが判明しているからだ。

 日本人はこう考えているように見えて仕方がない。「日本人は世界で唯一の侵略戦争を起し、唯一植民地を作った国で、世界に対して謝罪し続ける悪徳国家」と。だから日本人は今も世界に向けて一方的に土下座を繰り返す。

  ここで何も知らない人のために申し上げておこう。日本全土を沖縄化し、アメリカ軍の基地で埋め尽くす計画が自民党の元で進行中だが、沖縄を含む日本の全てのアメリカ軍基地の周囲に「」が埋めてある。何のためかご存知だろうか?

 日本人がアメリカ軍基地を攻撃してきた場合のためである!!

 さらにこれも申し上げておこう。現在、「IAEA/国際原子力機関」がイランのウラン濃縮問題で苦労しているが、IAEAの査察を含む監視が最も必要な国はイランではない。IAEAが最も信用しない国はどこなのか?

 それが日本なのである!!

 IAEAの監視で最大予算を使う対照国が日本なのだ!つまり世界の何処も、異常なほど自虐的に土下座をする日本人などを信用していない。

  それなら、「さらに土下座して謝りつづけなければ」と思うのが今の日本人だが、アメリカの傀儡政府で、奴隷管理に躍起の自民党は、逆にそう思わせようと絶えず努力を繰り返す。「アメリカ様に逆らうと大変なことになる!」というのがそれだ。

 しかし、「ベトナム戦争」後、全島からアメリカ軍基地を追い出したフィリピン人たちは、現在も平気で生きているし、国政舞台の中で経済発展している。

 こんな国が国連の「常任理事国」 に立候補しても相手にされないのは当然で、アメリカなどは「アメリカの植民地如きが何を言うか」といわんばかりの対応で、逆に、絶えず噛みついてくる北朝鮮や韓国には優遇する態度を示す。

 それは当然で、韓国も北朝鮮もれっきとした独立国だからだ!

 こういうことを知ると、今度は一気に振り子が極端に動くのが日本人である。“中間”が無い。

 だから日本人は真の意味での中道ではない。中道とは日々独立維持に努力を惜しまない「スイス」のような国をいい、日本などは世界のどの国も中道国と思っていないし、むしろ異常な国民性なので信用できないと考えている。

 要は自虐民族なので気味が悪いのだ!!

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