« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月の3件の記事

■第98話 国が滅びても自民は生き残りたい

 葉系お坊ちゃまの麻生太郎内閣総理大臣は、衆議院の解散時を、漫画にふけっている間に逸してしまったようだ。ただ逸するだけなら、自民党が創価学会を道連れに、各党員らと泥舟で沈めばいいが、実はこの泥舟に国民までが乗っている。

 「この難局から国民を守るため、総選挙どころではない!」と、まるで国民のためという詭弁を弄しているが、実態は国民を“人質”に自民党が権力の座にしがみつく理由に利用しているに過ぎない。

 麻生の詭弁が嘘という証拠に、アメリカを見てみよ。日本より金融破綻しているが、「大統領選挙を決行する!!」ではないか!!

 麻生お坊ちゃまの考えは、貧しい国民に「」さえばら撒けば、秋葉系の若者と同じく、喜んで自分についてくると考えているようだ。

 やっていることは、前に自民党が大失敗した経済対策と同じで、国民経済は1パーセントも上昇しなかった。

 自民党の頭は体と一緒で全てが腐りきっており、100年安心プランの公明党も、自民党と同じで仏教への裏切り行為に陥っている。というか、池田大作自体が自分を「庶民の王」と豪語する以上、あの宗教は基本的に駄目である!

 こんな馬鹿な自民党を選んだのは、ほとんどの国民である。それも圧倒的多数で選んでしまった。その膨大なツケは、自己責任で自分たちがとればいいだろうが、自民党を選ばなかった人たちにとれば、全く迷惑な話だ

 麻生は、ジリ貧状態で腐り落ちるしか方法が無くなり、実際、支持率は低下の一途をたどっている。

 こういう時、自民党は次に何を仕出かすかお分かりだろうか?

 国民の生活がどうなっても構わない。だからもう一度「首相指名選挙」を行うのである。その際、女首相候補「小池百合子」「野田聖子」が登場し、「私が自民党を変えます。霞ヶ関をぶっ壊します」と甘い言葉を吐きながら、前のような全国遊説を行うのである。

 そして麻生と同じようにダラダラと権力の座に9月まで居座り続ける。その間に日本は自民党と創価学会のために沈没する!

 これが日本人最悪のシミュレーションである!!

 

|

第97話 世界大恐慌勃発!?

  よいよ「世界大恐慌」の兆しが見えてきた。というより、既に大恐慌に突入したという方が正確で、1929年代には存在しなかった「中央銀行」のシステムが、辛うじて底支えをしているに過ぎない。それも底が抜けるのは時間の問題という

 もし、アメリカ発世界恐慌が勃発すると、アメリカのシンクタンクは、原因の一端を必ず日本に負わせることになる。日本の長期に渡る異常な「超低金利政策」が金融バブルを必要以上に膨らませ、今の現状を生んだ原因と分かっているからだ。

 さらに、現在、世界中の中央銀行が金利の引き下げ段階に入ったが、日本だけが、これ以上の引き下げなどできないと突っぱねている結果、日本が大恐慌の最後の引き金を引く可能性も出てきている

 アメリカにとれば、日本など利用できるだけ利用できる国で、利用できなくなれば捨てても構わない消耗品みなしている。事実、ブッシュ・ジュニアなどは、日本人如きがという姿勢で、北朝鮮を「テロ支援国家」の枠組みから簡単に外し、「竹島は韓国固有の領土」と宣言している。

 日本人は何をされても文句を言わない連中と、アメリカは把握しているからできることである

 要は、日本人はアメリカの奴隷として扱いやすい民族なわけで、アメリカの傀儡政権である自民党にも、盲目的に服従するだけの民族と知っているのである。

 アメリカはそれを完全に掌握しており、だからこそ日本人は、自民党に対して、莫大な借金を背負わせる結果を招いた「バブル崩壊」の政治責任も追求しないし、小泉の単純なリップサービスだけで、一斉に自民党支持にまわる程度の頭しかない。

 「1億総白雉」は正にこのことで、こういう大人しい奴隷は、歴史上、古代エジプトの奴隷として数百年も大人しくこき使われ、モーセによって脱出した後も、シナイ半島で少し苦労すれば、キュウリが食いたい、肉が食いたいから奴隷に戻りたいと泣きわめき、最後はモーセと神に反逆までした古代ヘブライ人しかいない。

 そのことはさて置き、実際、世界大恐慌が勃発すれば、少なくとも4~5年は恐ろしい不況が日本を襲いつづける。輸出優先型の日本は、最悪4~6割の人間が職を失い、ローンを返せなくなった人々が、やっと手に入れた家を奪われることになる。アメリカ・サブプライムローンと同じものが日本にも存在するからだ。

 「ゆとりローン」がそれで、最初の段階は、住宅ローン金利3年固定1パーセントの設定だが、金利固定期間終了と共に、一気に負担が増加する。繰上返済を行えば金利が上がっても負担を減らすことは可能だが、「年功序列上昇モデル」が崩壊した今、金利上昇分を吸収できる繰上げ返済可能の人間はそれほど多くない。つまり、アメリカによって日本のサラリーマンは家を失うことになる。

 それを最小限の被害で済ますには、民主党が長年力説する、農業や地方を含む総合改革的な「内需拡大」しかなく、その政策の一つである「高速道路無料」だけでも、運輸、中小企業、地方に及ぼす経済効果ははかりしれない。

 ところが、自民党道路族と一部の地方(たとえば旧体質優先の)の東国原県知事あたりは、その効果を頭から無視し、嘲笑さえしている始末である。所詮、そのまんま東はそのまんまの頭しかないようで、地方中心のシステムも本当は理解できていない。だからこそ自民党が東国原に国政議員になるよう白羽の矢を立てたといえば分かりやすいだろう。

 実際、あの知事は、芸能人気で宮崎県の商品を売っただけの功績しかなく、未だに一つの政策も打ち出せない知事である。宮崎以外の日本の有権者たちは、そのことを知っておくべきで、他の地方は、宮崎が芸能人を迎えた一時しのぎ経済効果で上昇したことをうらやむ必要ない。どうせ人気は落ちる。だから東国原は今のうちに国政に逃げ出す気でいるということだ。その程度の人間ということである

 ところで、民主党の掲げる「高速道路無料化」は欧米では当たり前で、長年、自民党に騙され続けた日本の有権者たちが、それを異状と判断しているだけである。

 自民党と官僚によって、長年アメリカの植民地奴隷として慣らされてきた結果がこれで、国際的常識さえ知らない日本人の哀れさを感じる

 

|

第96話 詭弁で居座りつづける自民党

 民党が「総裁指名選挙」のお祭り騒ぎで、だらだら無駄な時間を費やしながら全国17カ所も行脚していた頃、アメリカでは大変な事態になっていた。

 その時、麻生太朗や与謝野馨は街頭演説で何と言っていたかというと、「あの程度で日本はビクともしない」とか「大したことにならない」と力説していた。

 ところが、今では二人は手のひらを返し、舌の根も乾かぬ内、「世界中が大変な時期に総選挙などできるはずがない」と力説している。

 このことから、特に麻生太朗は、総理大臣としてまともに世界情勢を分析できない男いい加減な言葉を先走るタイプということが見えてくる。

 さらに言えば、総理大臣になった後、自民党の内部調査によって、今、「衆議院選挙」をすれば、自民党と公明党をあわせても百数十議席しか取れないというデータが出た。最悪、自民党は100議席以上を失う可能性も見えてきたのだ。

 そこで麻生は、事かいて「こんな非常事態を向かえ、国民のために総選挙などやれるわけがない!」という調子のいい発言を繰り返すようになる。今回の金融危機は底が見えないほど深刻なものだ。これが幸いにして収まるにしても、最低2年から3年を要するという。

 麻生の頭の中は、それが続く限り、同じ論法で、最後まで政権の座に居座ることができると考えているだろう。その間、自民党より選挙活動で先行していた民主党は、選挙対策費が底を付くことになる。

 そうなれば経済界から莫大な資金を得られる自民党にとって有利に動くというわけだ。要は、国民を守るためと言いながら、その本質は100パーセント「党利党略」ということだ。それが麻生という男と自民党の“本性”である。

 国民意思の無視を常としてきた自民党にとって、自民党員と自民党支持者だけの顔色だけを見ていればいいということだ。 

 問題は公明党の動きだが、あの政党は信用できない。どちらにもつくコウモリだからだ。

 こんな自民党に舵取りを任せていたら、アメリカ発の「世界恐慌」が本格的に勃発したら最後、日本は瞬時に沈没してしまうだろう。麻生の方針は「官僚絶対重視」だからである。官僚を使いこなすというのは口先だけで、自民党でそれをやれた人間は一人もいない。

 では、民主党ならどうかというと、少なくとも官僚を縛る(時にはクビにできる)法律を作ろうとしている。対世界金融危機対策については、それを防ぐ対案はまだ見えてこない。が、自民党にもあるわけもない。いや、世界中の何処にもなく、アメリカでさえ特効薬を持っていないのだ。やれるのは細切れの対処約療法だけである。

 日本に問題があるとすれば、世界の金融危機を悪用する自民党の存在だろう。国民の支持を得ない自民党が、権力の座にしがみつく為の材料に、未曾有の世界金融危機を利用する行為に徹していることだ。これを「政治悪」といわずに何だろう。

 少なくとも、国民が選んだ政党で日本が沈没するならあきらめも付くが、支持も得ていない政党によって、だらだらと時機を逸したまま沈没するのだけは許すわけにいかない!

 

 

|

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »