■B-27 風向きが変わっただけ?
自民党は、先の「衆議院選挙」惨敗の原因を、ただの“風向き”としか考えていないことが判明した!!
「一度大きくふれた振り子は必ず戻ります!」と豪語するのは、土下座までして惨めに敗北した小泉チルドレン・片山さつき(元)衆議院議員だが、徳川の幕藩体制が明治維新後に戻るという知能レベルに開いた口がふさがらない。
(元)国税庁官僚でもある片山さつきは、民主党が無駄遣い撲滅を民間の力を借りて査定する「業務仕分け」を一笑する。「私の経験から言わせていただくと、限られた時間であんなことができるわけがないわ」
大事なのは、100パーセントできるできないではないだろう。無駄遣い撲滅を、国民の前で少しでも頑張る姿勢である。自民党が一度でもそんな真似をしたことがあるのか?
小泉チルドレンが無能だった理由を、片山さつきがさらに証明しているようで、その姿はそのまま今の自民党の姿を物語っている。
自民党は、神奈川と静岡の「参議院補欠選挙」に、小泉の息子を露払いに担ぎ出し、見た目がカッコがいいので票が取れると判断している。
さらに自民党総裁の谷垣は、右翼の票を固めるため、あれほど反対していた「靖国神社」の参拝を行なった。
何か完全にピントが外れている。それもそのはずで、「東京都議選敗北」の総括も、「衆議院選挙惨敗の総括」も全くといっていいほど行なわず、無視さえしているからだ。
一連の大敗北は、民主党に風が吹いただけとする「自民党執行部」の判断にある。彼らは先の麻生政権下の戦犯だったが、そのまま谷垣の下で横滑りし、今の地位に居座っている。
小池百合子衆議院議員などは、自らを「風見鶏のお百合」と称して逆風を利用しようとしたが、惨めに惨敗し、比例復活でようやく首の皮一枚でつながった。
つまり自民党の誰もが、大地そのものが激変する「地殻変動」ではなく、ただの風向きとしか見ていなかったことを意味する。
そういう中、これまでの自民党の「支持団体」が、日本医師会、日本歯科医師連盟を筆頭に、次々と離脱を初めている!!
それもそうだろう、従来の自民党のやり方で、もう一度政権を取り戻せると本気で考えているような“泥舟”に、加担をするような団体や組織など存在する方がおかしい。
しかし、自民党本部はそれら一連の流れを本当に理解できないようである。
外部団体への引き締めをはかれば、流れを食い止められると本気で考えているようで、まるで阿呆である。もはやゴミ状態というのが今の自民党で、やれることといえば民主党の揚げ足を取ることしかないとは、あまりにも情けない集団だ。
こんな政党に未来は無い。何をやっても目が覚めない組織など、今の時代には全く不要で、それこそがリストラの対称である。
その自民党が、心底待ち望んでいるのは、検察権力による民主党への総攻撃である。
そういう下種な政党なら、少しでも早く空中分解でもしてどこかへ消えた方がいい。
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