■Bー40 天の声!!
「検察」の手口は100年前の「特高警察」の頃から何一つ変わらない。いや、徳川時代と全く変わっていない。
捕まえてから、有罪にするシナリオを作り、それに合う証言を作り、証拠を捏造する。
次に、閉じ込めた容疑者を精神的に追い込んで強制自白させ、調書を作って刑務所に送る。
だから日本は、逮捕者の有罪率99パーセント以上の異状値を維持している!!
検察は冤罪を製造する巨大権力組織で、司法ともタッグを組んでいる。そればかりか、新聞社、TV局も裏でもたれ合っている。
そこまで酷くはないと思う人は、救いようもない能天気というしかない。実態を知らないのだろう。
検察がよく言う、「天の声」を出す諸悪は許さない…という言葉を聞くと虫唾が走る。
なぜなら、「天の声」で国を縛り、政治を操っているのは検察だからだ。
まるで天皇陛下に代わって日本を支配しているかのようで実に不愉快極まる。これは戦前・戦中の軍部と何ら変わらない。戦前の天の声は陛下を操った軍部だったが、戦後の政権交代下では特高警察(検察)が乗り出してきた。
これは国家権力の強制介入という、完全な「クーデター」なのだ!!
検察は、内情を何処からもチェックされない絶対権力を維持できる異様な組織で、何でも出来る立場で君臨してきた。その絶対権力に迎合するのが新聞社で、TV局も例外ではない。
戦前は軍部にひれ伏し、今度は検察に擦り寄った。彼らのジャーナリズムの看板は、やはり偽物だったということだ。
今回の小沢問題に渦巻く証言は、検察の“自作自演”である!!
「水谷建設」の元会長の水谷功は、東京地検特捜部の事情聴取に「平成16年に小沢氏側に少なくとも5千万円を持っていった」と供述したと、検察リークでマスコミに流れたが、これは100パーセント怪しい。
なぜなら、検察の常套手段の中に、受刑中の人間に検察有利の証言(検察のシナリオ)をしたら、減刑するやり口があるからだ。
水谷が今なぜ受刑中かというと、11億4千万円の脱税による法人税法違反の罪で、懲役2年の実刑を受けているからだ。
じつはこの男、福島県の汚職・官製談合事件の際、当時の佐藤栄佐久知事も有罪にしたかった検察が、佐藤知事逮捕の理由として、水谷に金を渡したという、検察主導の「嘘の証言」を語らせていた事実が公判で明らかになった。
警察最大の組織が捏造をやる異常さを、新聞などマスメディアが全く責め立てないのは尋常ではなく、末端の警察が親分と同じことをやり、日本を「冤罪大国」にしているのも当然の結果だろう。
水谷は「嘘の証言」の常習者なのだ!!
今回の小沢に5000万円を渡したとする水谷証言は、その二番煎じで、証拠も無いチンケな事件を、無理矢理有罪に持ち込みたい検察が、嘘の証言と証拠を必死に捏造しているのである。
検察に全面加担した四大新聞と地上波全てのTV局は、検察が小沢に負けた場合、検察側に立ったリーク情報を、安直に流しつづけた責任を追求されることになる。
だから是が非でも小沢バッシングを加速せねばならず、検察支援のため必死に奔走する。そして「あいつならやっていそうだ!」という糞同然の意見を、日夜国民に向けてばら撒き続けるのである!!
勿論、検察ベッタリの意見を垂れ流した大勢のジャーナリストも同罪で、この連中は食っていくために小沢批判で突っ走るしかない。
最近、この連中、CSなどでは安全パイを打ちはじめている。検察が怪しいとコメントしているのだ。が、地上波ではディレクターべったりの意見しか語らない。いずれ問題になった際、自分だけは検察も怪しいと言っていたという証拠を残す姑息さに怒りさえ覚える。
ほとんど全ての日本のマスコミは、国家権力になびき、一蓮托生で戦前の日本に戻る道を選択した!!
これが「国家権力の番人」と期待された日本のジャーナリズムの正体である!!
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