■Bー42 日本人は新党オタク!?
なにやら「新党ブーム」である。
どうやら日本人は「看板替え」が好きのようで、替えればスグに信用する習癖があるようだ。
だからオウム真理教は「アーレフ」に替え、法の華三法行も「よろこび家族の和」に変身した。そういう土壌が昔から日本人にあるからだろう。
事実、今、どんな政党を求めるかのアンケートをとれば、有権者の半数近くが、意味も無く「新党」と答えるという。
自民党からポロポロ離党する輩が増えてきたのも、有権者の新党好き思考があるからだ。渡辺喜美がポロリと外に出、鳩山邦夫が自称坂本龍馬を名乗って離党、与謝野馨と園田博之もポロリと離党し、前に離党していた平沼赳夫と新党を作るとか作らないとか…
まるで「擬似自民党」「似非自民党」が鹿の糞みたいにポロポロと散らばる体制ができている。
バラけた状態で民主党を包囲しようと画策しているかのようだが、実際、与謝野などは老獪・中曽根康弘に報告まで行っている。なぜ中曽根に許可を求めに行ったかだが、答えは与謝野自身が自民党総裁・谷垣禎一に「民主党を挟み撃ちにしましょう」で判明する。
夏の「参議院選挙」結果次第で、渡辺喜美、鳩山邦夫、与謝野馨、園田博之平沼赳夫らが、再び自民党と合体するためだ。
新党なら短絡思考から票を入れる愚民が多いため、被害を最小にするため今はバラけておくだけである。この輩は昔から「離合集散」を節操も無くやってきた連中だ。
だから谷垣は平然としていられるわけで、おまけに「検察」が国民の税金を使って、民主党議員の荒捜しに邁進し、自民党を裏から全面支援している。これは自民党にとって保険に入っているようなもので、戦前なら「特高警察」と「新聞」が全面支援しているに等しい。
事実、ナベツネ「読売新聞」を筆頭に、「産経新聞」、「毎日新聞」、「朝日新聞」がいっせいに検察に擦り寄った結果、民主党の支持率低下に全力を上げる構図が確立した。
要は、有権者のレベルが低いので出来る構図である!!
最近、既に終わった政治家・石原慎太郎までが新党(自民党もどき)の全面支援で復活してきた。最近、駄目出しが連発するため、新党ブームという勝ち馬に乗りたいのだろうが、過去の亡霊が出てきた意味は象徴的だ。
そういえば、石原も坂本龍馬を自称し始めたようだが、数年前の大連立構想の際、あのナベツネまでが龍馬を自称した。いったいこの国の坂本龍馬とは何歳なのだ?
最右翼の出番ということだろうが、自民党の背後に現代の「特高警察(検察)」がついているだけに、虎の威を借る狐であることは確かだ。官僚とマスコミが手を組んだ閉塞状況を打破するには「右翼思想」が勇ましく見え、まるで戦前の日本と全く同じ構造だ。
国民が本当に馬鹿なら、今の動きが戦前に戻るための2段階目とは気づかないだろう。
日本人の頭の程度はアングロサクソンの14歳程度…それが事実かどうかを確かめたいなら、国賊と化した「四大新聞」の茶番に踊り、検察、キャリア官僚が、さらにその裏にアメリカが自民党の背後にいる構造を察知できない状況を見れば一目瞭然だろう。
愚民の定義は、頭の中が「日本全国ダーツの旅」と思えばいい。人はいいが、簡単にオレオレ詐欺に引っかかる…そういうことだ。
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