■B-50 検察の「参議院選挙」前の民主攻撃!!
「障害者団体向け割引郵便制度」の悪用をめぐり、民主党の「参議院選挙」への攻撃のカードに使えると踏んだ国賊「検察」は、同じ官僚から一人の生贄を作り出す必用があった。
その生贄とは厚生労働省局長だった、村木厚子女史である!!
村木女史が、当時の部下だった(元)係長の上村勉に、偽造証明書を書くよう指示したことにすれば、民主党参院議員の(元)秘書・倉沢邦夫が、民主党大物議員の口添えを受け、厚労省元部長に証明書発行を依頼したという捏造話を作り上げることができる。
その大物民主党議員の名は、石井一参議院議員である!!
7月11日の参議院選挙の直前に、民主党に大きな汚点をつけることができれば、愚民どもは一気に自民党に舞い戻る。そう踏んだ検察トップは、誰でもいいので一人生贄を作るよう命じた。
要は、検察が最も得意とする「冤罪」を作ればいいのである!
マスコミも馬鹿なら国民も馬鹿なので、これまで通りに検察のストーリーを簡単に信じるはずだった。
対する弁護側は、捜査段階で村木被告の指示を認めていた上村被告が、現在、単独犯行を主張していると暴露、検察の思惑が寸断される事態に陥ってしまった。
村木女史も、初公判で大阪地裁(横田信之裁判長)に対し、「私は無罪です。部下に指示した事実は一切ありません。一切犯行にかかわっていません」と起訴内容を全面否認した。
さらに弁護側は、「証明書の不正発行をしてまでも国会議員の機嫌をとらなければならない事情はない」と反撃、検察の嘘(捏造)を証明する情報も公開した。
それは以下のものである。村木被告と倉沢被告の手帳には2人の面会記録が一切記載されていない。普通、人と会う場合、誰であれ面会者と日時は最小限記すはずである。つまり物的証拠が全く無い案件となる。
言い換えれば、その部分を検察が嘘の証言で埋めたことになる。
さらに検察が証拠として提出した証明書作成時間も嘘で、同じ時間、当の石井参議院議員は、ゴルフ場でプレーしていた事実も明らかになった。
結果、検察のストーリーは支離滅裂で、完全破綻していることが暴露されたのである!!!
決定的なのは、元係長の上村勉被告の前任係長が証人として出廷し、証明書発行に関する村木被告の指示はまったく無かったと証言したことだ。
これで検察は捏造がばれて総崩れになってしまった。
案の定、検察は常套手段である「自白調書」を決定的証拠としていた。相も変らぬ冤罪を製造する国賊である。
障害者団体「凛の会」の元会長・倉沢邦夫は、検察誘導で「省内に村木被告もいた」と証言したとされるが、「我々の言うとおりに証言すれば罪を軽くしてやる」という、検察のいつもの手口に乗ったのだろう。
誰が見ても検察の敗北だが、検察は、村木女史に対し、ゴリ押しの“懲役1年半”の懲役刑で起訴した。
日本人は起訴されれば有罪、あるいは黒に近い灰色と見る愚かな民族だ。
特に田舎の老人には効果があり、民主党議員の対立候補(自民党と野党集団)は選挙戦で、そのカードをフルに使えるだろう。
参議院選挙直前に民主党の大物参議院議員を血祭りに上げることは、衆議院選挙大惨敗後、自民党の麻生と交わした検察との了解事項である。
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