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■Bー57 日本は壊滅の道を選択した!!

 今回の「民主党代表選」で最も喜んだのはアメリカだろう。全てがアメリカのシナリオ通りに日本人が従ったからである。これで日本奴隷化が完成した。

 次に喜んだのは、アメリカに盲従する「霞ヶ関キャリア官僚」だろう。税金の大幅アップが保証されたことで、「役人天国」が確実に保証されたのだから当然だ。官僚たちは自信を深め、堂々と天下りを加速させ、莫大な血税を奪い尽くしていくはずだ。

 特に消費税を含む税金アップ時代を決行する財務省は、今頃、大喜びで踊りまくっているだろう。菅内閣では公務員改革など絶対に無理だからだ。

 一方のマーケットは正直で、菅では日本経済を救えないことを知っている。

 日本人をさらなる忠実な犬にしたいアメリカにとれば、菅が選ばれたことは、アメリカのマスメディアにとっても諸手を挙げて喜ぶニュースだろう。

 戦後、「GHQ」によって作られた「検察」も、マスコミ誘導が大成功したことで、愚民支配に自信を深めたことだろう。これで小沢が企んでいた、「完全可視化」と「検察解体」が消滅したからだ。

 なぜこんな結果になったかだが、日本人全般の「マスコミ漬け」と検察への絶対的な「検察信頼」、そして地方票が欲しい国会議員と地方議員の弱点、つまり「老人の意向」が今回の選挙、日本の行く末を決定したからだ。

 騙され易い世代とはいえ、1票の重さは都心部の5倍もあるため、政治家は老人の顔色を見て動く茶坊主と化した。それがこの国の現実だ!!

 サポーターはマスコミ誘導に最も敏感な連中で、マスコミ情報でしか判断できない者がほとんどだ。

 読売新聞のナベツネを筆頭とするマスコミトップ連中も、これで胸を撫で下ろしたことだろう。過去の触れられたくない脛の傷を検察に握られていたからだ。

 結果的に、未来の日本を背負う若い世代は、膨大な数の老人層の面倒をみながら、彼らと一緒に沈没するしかなくなった。

 しかしである、もし小沢が民主党を割って出るとどうなるか?

 小沢がこの「裏技(小沢にとれば表技)」を使えば、民主党は崩壊し、政界は巨大なうねりとなって日本最大の「政界編成」が巻き起こる!!

  そうなると何が起こるかわからず、予測不能となって、アメリカにとって悪夢である日本植民地体制の総崩れが現実化する可能性も出てくる!!

  ガラガラポンは一時的にマーケットを混乱させるだろうが、すぐに硬直状態を打破る最大のカンフル剤という「期待度」が増して上向きになる。

 政治家も有権者も、若者も全て、今度こそ本気で日本の行く末を考えることになる。

 頭が錆び切った老人世代の支配から抜け出せる最後のチャンスが、小沢によってもう一度作られる可能性がまだ残されているのだ!!

  というか、小沢は今のまま待つだけでも、菅内閣の支持率は間違いなく急低下することから、小沢に次のチャンスが来ることになる…!

 自民党に残された道は、小沢待望論が日本中から巻き起こる前に、ねじれ国会を最大限に利用して「解散総選挙」にもっていき、検察とマスコミと一緒にアメリカが求める体制に一刻も早く持っていくことしかない。

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