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■B70アメリカは本気で日本を叩き潰す!!

 本が沈没するのは、なにもアメリカだけが悪いわけではない!!

 日本人が勝手に沈没する以上、それをアメリカが自国にとって都合のいい時期を選んだだけである。

 どうせ日本が駄目になるのは、100パーセント分かっているからである。

 誤解を覚悟で申し上げると、どうせ死ぬ体なら、その前に臓器だけでも提供してもらおうというシステムをアメリカが使っただけだ。延命して死ぬか即死かの違いだけで、合理主義のアメリカは、その中で最大の利益を上げる時期を探っていた。

 既に日本はアメリカから「死に体」と見られているということだ。

 日本は700兆円を超える未曾有の大借金地獄と、史上最大の高齢者層を支えられない年金制度と、もはや崩壊したといえる医療制度と、人材を育てる教育制度も崩壊している日本に未来は無い。

 今回の「福島第一原発事故」によって、欧米の原発企業は喜んだはずである。競争相手の日本が国際競争の舞台から脱落したからだ。おまけに、一旦事故が起きた場合のマニュアルも無ければ、専門部隊も無いことまで、これで暴露されてしまった。

 が、このまま放っておくと、今度は自分たちの原発推進まで、無能な日本のために足を取られることになる。そこで痺れを切らして欧米が乗り込んできたのである。

 まずアメリカが、海兵隊の特殊核部隊 「シーバーフ(CBIRF/Chemical Biological Incident Response Force)」を155人も送り込んできた。

 フランスは世界最大の原子力産業複合企業「アレバ社」を送り込み、サルコジ大統領まで緊急来日した。

 原発安全信者ばかりの日本人に、福島第一原発を処理できないと踏んだのは当然として、実際、「東京電力」にも「原子力保安院」にも処理能力が無いことは、この1ヶ月ほどで証明された。

 元々、日本では原発は100パーセント安全とされ、最悪のケースを想定する「危機管理」も一切必要ないとされていた。よって、今回のような最悪の事故による対処マニュアルも無かったことになる。

 にも関わらず、東京電力と族学者たちが、無能な霞ヶ関官僚と政治家の指示で動いた結果、旧ソ連の「チェルノブイリ事故」と同じ「レベル7」まで陥ってしまった。

国際評価尺度(INES)の判断にも問題はあるものの、「水素爆発」の次に来る「水蒸気爆発」がいつ起きても不思議ではない状況で、この評価は厳粛に受け取るべきだ。

 さらにつづく危険は「核爆発」であり、福島に原子爆弾が炸裂したのと全く同じ被害が、東京を含む関東一円に拡大する。

 今は、揮発性が高い「ヨウ素131」「セシウム137」が問題視されているが、格納容器か炉心から漏れ出している可能性がある以上、「ストロンチウム90」が海水に含まれている可能性がある。

 これが観測されたら最後、世界中が日本を一斉非難することになる。「こうなるまで一体何をしていたのか!!」という強い非難だ。ストロンチウム90は半減期が18年という猛毒で、一旦、体内に入ると骨組織に蓄積され、排出されずに骨を癌化させる。

 さらに水蒸気爆発で3号基が破壊されると「プルトニウム」が大気中に拡散する。

 日本政府が長年言い続けてきた、原発よりさらに安全基準で造られた「プルサーマル発電所」が福島第一原発の3号基だからだ。

 プルトニウムは半減期が2万4000年で、「ウラン238」と組み合わせた「MOX燃料」として稼動させるため、炉心が爆発すると恐ろしいことになる。プルサーマル発電所で今回のような事故が起きると、水が一切使えないからである。

 今、日本にプルサーマル発電所は4基あり、通常の原発より更に安全という神話がまかり通っている。

 平和ボケした日本は,、これから先、確実に凋落する運命にあり、火力発電所を幾ら増やしても、中東の民主化運動でイスラム原理主義が台頭し、政党として政府の中枢を握ることは間違いない。

 そうなれば石油が政治の道具となり、日本の火力発電に使うはずの石油が入ってこなくなる。

 つまり、日本人がいくら復興などの夢を描いても金も石油も無く、これから先、アメリカの役に立たなくなるまで、アメリカによって更に打ちのめされる運命が待ち構えている。

 それならアメリカ国債を全て売り払い、アメリカに一矢報いようとしても、今の政治システムでは後手に回ることは明々白々で、その前にアメリカはドル制度を廃止し、全借金をチャラにして踏み倒している。

 マッカーサーが評したように、アングロサクソンの12歳程度の頭しかない日本人は、アメリカにやられ放題やられた後、世界からもサンドバッグにされる運命しか待ち構えていない。

 この最悪のケースを想定することから始めなければ、日本人に真の危機管理が根付くはずは無く、どの策も全て徒労に終わるだろう。

 真の日本の自立は、旧システムからは決して生まれないからだ!! 

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