■B-75 内部改革できない日本人
政治を見ても歴史を見てもそうだが、日本人が“内から改革ができた例”は殆ど無い。
教育も経済もそうなら原発も同じで、結局何もできないし何もしようとしない。
だから延々と日本の没落が終わらないし、最後には自己崩壊する!!先の大戦もそうだったし、今も同じである。
この手の民族を変革するのは「外圧」しかなく、“黒船が来れば平伏して簡単に従う”…それが日本人である。
経済にしても韓国にエールを送られるほど、日本企業は韓国に“連戦連敗”である。
その原因が、海外支店に“全権委任しない旧体質”にあると分かっていても、古い成功体験しか頭にない経営陣が総退陣しない限り、そんな簡単な改革でさえ絶対にできない。
韓国ビジネスマンは、日本人ビジネスマンの跡をついていくだけで、幾らでも商談をまとめることができるので、笑いが止まらないという。
日本人ビジネスマンは、商談がまとまりかけると、「本社の許可を取ってきます」と帰国する。その間に、韓国ビジネスマンが横入りして、とろい日本人の隙を縫って契約をまとめてしまうのである。彼らは本社から全権を委任されているため、その場で決定を下せるのだ。
失敗しても上が責任を取ってくれるので、大胆な契約も次々と自己裁量で決定できる。よって、生き生きと仕事ができるのである。
一方の日本企業は、本社に帰国した海外支店長に書類を書かせ、それから係長が印を押し、次に課長が印を押し、部長が印を押し、専務が印を押し、最後に社長が印を押す…その間に1週間が消えてしまう。
おまけに、責任の取り方が世界と全く逆で、上が責任を取らないのだ。
社長は「専務の印があるので信用して押した」といい、専務は「部長の印があるから押した」といい、部長は「課長の印が」…で最後に、一番下の係長の首が飛ぶ。
これを「トカゲの尻尾切り」という。
だから、日本人は誰も思い切った仕事が出来ず委縮したまま、韓国人に連戦連敗の憂き目を負い、挙句の果てに、黒字にならない日本企業は、若者たちの採用を減らすのである。
弱い者にしわ寄せがいき、腐った古い脳の経営陣が生き残る。
若者にすれば、こんな日本企業と天下りに奔走する官僚が支配する日本に何の未来も感じないかもしれない。こういう国家は必ず罰を受ける…というか自然淘汰されるということだ。
さらに日本は没落することだろう!!
やがて世界を襲う「世界大恐慌」の大波にも見舞われ、頼みの「年金制度」は崩壊し、餓死する老人たちが無数に出てくるだろう。
札束が幾らあっても無意味な時代が来る。その時、食糧のない日本人は見るも無残だ…
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