■C-33/レーガノミクス版アベノミクス!!
1980年代のロナルド・レーガンの時代、停滞するアメリカ経済を活性化させるため、アメリカ政府は議会の承認を受け、「金融規制緩和」と「大型減税」の2大カンフル剤を投与する。これをアベノミクスならぬ「Reaganomics/レーガノミクス」といい、景気と失業率は一気に改善したが、反動から財政赤字が膨張した。
この時期、ウォール街を中心に巨大投機熱が起き、一夜にして億万長者が誕生することも夢ではなくなった。このマネーゲームが、後のジョージ・ブッシュ・ジュニアによって加速され、空前の投機バブルがアメリカを中心に巻き起こった。
結果的に、膨らみに膨らんだ投機バブルは「サブプライム住宅ローン危機」で弾け飛び、ウォール街は悪の巣窟とされ、多くの銀行、政府系企業が、資本の大幅毀損を蒙り、世界的信用収縮が起きた。
しかし、その大渦で生まれてきたモンスターがいた。彼らはアメリカナイズされた「経済グローバル化」「IT化」「金融ビジネス化」の中で、これらを増殖の原動力にしながら巨大化していった。
世界が「リーマンショック」に打ちのめされていた間、経済グローバル化の波を見逃さなかった彼らは、いつしか国を超える存在となる。彼らは「New Rich/新富裕層」と呼ばれ、国に対抗する巨大組織「Richistan/リッチスタン」を形成し、大金持ちだけの仮想国家を形成する。
彼らは全く新しい特権階級で、莫大な収入を得た税金を国に還元せず、全て新たな投資と投機に回し、更なる莫大な利益を生み出していく。彼らはアメリカを中心に世界中に1200万人いて、全て資産100万ドル以上の大金持ちばかりである。
資本主義社会の貴族的特権階級といってよく、99パーセントの無能な連中を救うための税金なら1セントも払う気は無い。儲けた金は全て有能な自分たちの正当な取り分で、貧しい者や働けない者を見下す傾向が強い。
彼らは21世紀を生きる新世界の住人で、新富裕層だけが集まる仮想国家を形成する。彼らは当初、ジャンボジェット機が前輪を持ち上げるまで、一刻も早く経済活性化の離陸のため国から守られ、手厚い庇護を受けてきた。が、いつまで待っても後輪が持ち上がらないまま、自分たちだけが莫大な富の恩恵に属すようになっていた。
1714年、オランダ生まれのイギリスの精神科医で思想家のバーナード・デ・マンデヴィルは、『Private Vices, Public Benefits/蜂の寓話:私悪は公益』を著し、そこで「利己心にもとづく各個人の行動が、結果的に全体利益をもたらす」と主張した。これを「Trickle-down theory/トリクルダウン理論」という!
!一種の自由放任主義で、トリクルダウンの意味が「流れ落ちる」であるため、大企業や超富裕層が莫大な利益を得れば、その富がやがて低所得層に向かって流れ落ち、国全体の利益になるという。そのため、政府は大企業を優先し、富裕層支援の政策を行うことで経済を活性化できると信じてきた。
金持ちを儲けさせれば貧乏人もおこぼれに与れるため、「おこぼれ経済」と揶揄されるが、ブッシュ・ジュニアと蜜月関係だった小泉純一郎の下、竹中平蔵も全く同じ理論を展開していた。
竹中は小泉政権下で、経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、総務大臣を歴任し、「小泉竹中構造改革」の指令塔を務めた経済学者だ。一方のアメリカでは、共和党政権下、所得税や法人税の最高税率が引き下げられ、大企業と富裕層が己の既得権益を増大していった。トリクルダウン理論は、変化による一部の層の損害と変化はむしろ望ましいとされ、小泉政権ではそれを「痛み」と称した。
要は、痛みは一時的ですぐにジャンボ機の後輪が上がって裕福になると言っていたのだ。これは安易的発想で、小泉政権下で施行された経済政策で、企業が正社員枠を縮小させ、使い捨て可能な派遣社員と非正規社員の数を激増させた。
財政赤字は減らず、中間層が消えて貧富の差がかつてないほど拡大した。つまり、トリクルダウン理論は正常に働かなかったのである。それを裏付ける発言がある。レーガン大統領の経済顧問デービッド・ストックマン行政予算局局長が、トリクルダウン理論は「Rhetoric/レトリック」と証言しているのだ。必要以上に大袈裟という意味だ!!
トリクルダウン理論は、投資の活性化で経済全体のパイが拡大し、低所得層に対する配分が改善すると教えるが、パイの拡大が見られても、配分の改善が伴わず、多くが国民全体の利益に拡大しない。つまり、富が低所得層に流れ落ちず、一部の富裕層の所得の上積みだけで、経済が回復したと主張している。
日本でも、「アベノミクス」の円安効果で莫大な利益を得た企業ほど、利益を内部留保に回し、経済効果の恩恵が下部まで回ってこない。その間に、消費増税、ガソリンを含む輸入品価格の高騰で、生活物価が上昇し、給料が上がらない状況が定着しつつある。現代の富は権力を得る目的で所有されるので、トリクルダウン理論は新富裕層を庇護するための、都合のいい方便と化している。
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【出演者】
サイエンス・エンターテイナー 飛鳥 昭雄
月刊ムー 三上 丈晴 編集長
「ワンダー・ガール」 桜田 ファミリア 薫
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宇宙に浮かぶ謎の生物、スペースシャトルの窓の外にいる謎の生物?地球内部の鮮明な写真(人工建造物、ピラミッド、海岸線、河、橋?空に浮かぶ謎の街?UFOの母船、などなど) エリア51の調査、アダムスキーが出会った空飛ぶ円盤の正体は?
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運命の紀元66年、第一次ユダヤ戦争勃発、
神の啓示を受けエルサレムを放棄し
東方のペラへ集団移住。そして、歴史から完全に消えた。
エルサレム教団にとって御魂の依代であるイエスの聖十字架。
何人たりとも、触れることはおろか、見ることも、語ることもはばかられる禁忌の柱、伊勢神宮、心御柱。イスラエル10支族と2支族、
そしてレビが全てそろった極東の地へイエスは降臨した。
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アメリカのダークサイド・シークレットガバメント。
国家という概念を持たず、
99%を支配する1%の超富裕層。
シークレットガバメント、NSA、ペンタゴン、
悪の3枢軸。
命令を下したのはシークレットガバメント。
③『日本に封印された、3種の神器と聖櫃アーク』
真実は地下に在る
ノストラダムスの予言をも凌駕する、 英H.G.ウェルズのSF小説。
「世界はこうなる-最後の革命」の中で、
日本人登場人物が読んだ4行詩・冒頭
「アーモンドの花が咲き誇る……」アーモンドの謎。
"アーモンドの花が咲くアロンの杖" の奇跡。
ナチスは気付いていた。
「宇佐八幡宮の本神輿のレプリカを多数作り、他の八幡宮の神輿とした。」
アスカリアン(飛鳥ファン)から寄せられた
マニアックな質問、最大関心事に
サイエンス・エンターティナー 飛鳥昭雄と
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シリーズ第7回『世界飢餓時代到来!』
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世界の総人口が70億を超えた現在、人類の食糧に対する問題がクローズアップされてきています。
食糧や水不足が懸念される今、日本の食糧自給率のカラクリや、近々訪れるとされる飢餓時代について、ブラックASKAが詳しく説明してくれます!
また、それに備えるための食糧保存の方法なども、ブラックASKAならではのアイディアと最新情報を公開しています!
世界飢餓時代はこのDVDがあればきっと乗り切れるはず!?
そして、今回のおまけ映像には、ブラックえりいの盟友まほさんが登場!
ますます賑やかになったブラックASKAシリーズです。





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